「あなたは糖尿病です」と言われた時の三大Q&A

Q1.何の症状もありません。にもかかわらず糖尿病と言われています。何が悪いのですか?

「今の身体の状態がこういうものだと、将来こうなってしまいますよ」という医学分野を予想医学と言います。糖尿病は、この予想医学の中でもかなり進歩した分野です。
糖尿病だと言われたまま放置すると、およそ10年後に「目が見えなくなる」「人工透析が必要になる」「指先がしびれて腐ってきて切断しなければいけなくなる」などを発症します。それぞれは、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害と言われています。だから、未来のことを考えて、糖尿病は悪いといわれるのです。今は何の症状もないことがほとんどです。

Q2.糖尿病の治療のためには、節制が必要ですか?自由気ままな生活をしながら治療する方法はないですか?

いくら節制してもダメな場合もあります。しかし、ほとんどの人は節制して食事療法、運動療法に取り組むと、とりあえず改善します。だから、節制しなさい、と医師からは指導されます。
一定の時期、頑張って節制したら糖尿病は改善します。すると次は、その節制を生きている限りずっと続けなさい、と指導されます。ここで問題が生じます。人は病気を治療するために生きているのではありません。人生を楽しむために生きているのです。ヒステリックな気分になります。
だから、「自由気ままに人生を楽しみながらも、糖尿病をビシッとコントロールしたい」という願望が生まれます。そして、その方法がないことはありません。たいていは、あるのです。
私(風本医師)と細かく話し合えば、何かしらの方法が見いだされます。プライベートドクターシステムを運営して以来、その発見が、私の生きがいともなっています。健康保険診療の医師は、「それはだめです」「あれはだめです」と言って、健康保険制度の枠組みを押し付けてくるだけです。

Q3.糖尿病を治療しなければいけないのはわかっていますが、どうしても節制生活ができません。とうしたらいいですか?

私(風本真吾)と話し合えば、何かの方法が見つかります。しかし、私と話し合うことができない場合は、健康保険制度の枠組み内で、薬漬けになるしかありません。薬をどんどん増やしていけば、節制しなくても血糖値は落ち着いている、という状態を作り出すことができます。薬が好きな人には、その方法もいいかもしれません。

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